<たんぽぽ組・すみれ組>
3号認定児(1歳児・2歳児)
1歳児たんぽぽ組、2歳児すみれ組の2クラスです。
【担当制保育】
毎日同じ大人と生活することで安心と信頼が生まれ、こどもはそこを安全基地のようにして、自分と大人との2人の世界から、友だちや、他のクラスの保育者へと興味の世界を広げていきます。保育者は、日々接するこどもの小さなサインや育ちをしっかりとキャッチし、こどもが安心した環境で主体的に生活できるように配慮していきます。
【主体性と遊び】
こどもたちは遊びを通してたくさんのことを学んでいます。戸外では、たくさん体を動かし、季節を肌で感じ、心も体も開放的に過ごします。室内では、自分の好きな遊びをみつけてじっくり遊べるように配慮しています。部屋では同じ場所に同じ玩具を用意し、この後はここでこんな遊びをしようと、自ら先を見通して過ごせるようにしています。この時期のこどもたちは、指先の発達が著しく見られるので指先を使った玩具やままごとコーナーなどを通して、友だちや保育者とのやりとりを楽しみながらコミュニケーションや発語を楽しんでいます。ここを育てたいからこれを…とうよりも、こども自身が学びながら、集中したり考えられる環境づくりを心がけています。先を見通しながら、やりたい遊びができる環境を保証してあげることで、こどもたちは安心して集中して過ごすことができます。
【わらべうた遊び】
わらべうたは昔から歌い継がれてきているもので、昔の人の知恵やこどもへの思いが込められています。手や顔に触れ刺激を促したり、唄の歌詞を通して生き方の教訓が織り込まれていたりします。また、楽器を使わず声を通して遊ぶことでの心地よさや、どこでもできることもこどもの成長に大きな役割を果たしています。はじめは1対1で安心感や楽しさを感じるところから。次に、友だちや人形を相手にやってあげることを楽しみます。経験を重ねて、2歳になると数人で同じ遊びを楽しんだり、鬼ごっこなどルールのある遊びへと展開していきます。一定に時期になると全員でわらべうたをする時間をつくります。わらべうたの時間は、保育者の唄が聞こえてくるところから始まります。こどもたちの思いを大切に、無理強いはしませんが、楽しそうと感じた子は自然と参加し、保育者や友だちと、ともに楽しむようになっていきます。